気になるご質問回答コーナー🌟27   多汗症・ワキガ治療

院長ブログ
気になるご質問回答コーナー🌟27   多汗症・ワキガ治療

脇汗の治療は何がいいのですか?

最近、脇汗とワキガのような臭いが強くなってきたように感じて悩んでいます。

このような症状にはどのような治療が合っているのでしょうか?

神戸市在住 30代 女性 

 

多汗症とワキガ(腋臭症)でお悩みなのですね。

多汗症治療には色々な選択肢があります。

それぞれの治療方法と特徴についてご説明させていただきますね。

 

①手術よる汗腺摘出

②ミラドライ

③ボツリヌストキシン注射

④交感神経ブロック手術

⑤アルミニウム製剤や制汗剤の使用

手術による汗腺摘出の特徴:

麻酔下で目視しながらエクリン腺とアポクリン腺の領域を切除していきます。

手術部位の安静のため、両腕にバンドを使用して1週間程度固定が必要となります。

半永久的な効果を得られますが、皮膚の壊死が起こりうること、ダウンタイムが大きいことがデメリットとして挙げられます。

ミラドライの特徴:

ミラドライは、ワキの皮膚の表面にマイクロ波を照射し、皮下の汗腺を破壊することで発汗作用を抑える新しい施術方法です。

マイクロ波が水分の多いアポクリン汗腺・エクリン汗腺のみに反応して両方の汗腺を焼き切ります。

マイクロ波は広範囲且つ、均一に照射されるため、周辺組織にほとんどダメージを与えず汗腺を壊すことが可能な治療法です。

ミラドライの特徴として、切らずに行えること、ダウンタイムが少なく治療できること、かつ半永久的な効果を得られることが挙げられます。

皮膚のダメージについても手術より少なく、包帯による圧迫も必要としないため、そういった点も魅力的です。

ボツリヌストキシン注射の特徴:

注射による多汗症治療で、簡便に行えることが魅力的な治療です。

ボツリヌストキシンは1〜2週間程度で効果が安定し、効果の持続は約半年ほど持続します。

ただし、ボツリヌストキシンは多汗症には効果があるのですが、臭いが原因となるワキガ(腋臭症)には効果が出せないという点があります。

 

 

 

交感神経ブロック手術の特徴:

全身麻酔下で内視鏡を使って胸部の交感神経節を切り取ったり、焼き切ったりする方法で、緊張による汗が強い方には効果的な治療法です。

しかし、術後の合併症として胸、背中、お尻などから異常に汗が多く出る代償性発汗がみられ、他の場所で日常生活に支障を来す可能性が高い点が難点です。

 

 

アルミニウム製剤や制汗剤の使用:

アルミニウム製剤は汗を止める作用はありますが、アルミニウムは体にとって有害な金属であり、体内に蓄積されることで様々な不調の原因となるため、お勧めできません。

多くの制汗剤にもアルミニウムを原材料としており、こちらも注意して使用されることをお勧めいたします。

 

 

 

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